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思い出の桜花賞――ダイワスカーレット。この年、誰もが主役だと思っていたのはウオッカだった。阪神JFを制し、エルフィンSを圧勝。チューリップ賞でも力の差を見せつけ、本番では単勝1.4倍。誰もが「負けるはずがない」と信じていた。その“絶対王者”に真っ向から牙を剥いたのがダイワスカーレットと安藤勝己。「瞬発力では勝てない」その現実を受け入れた天才・安藤勝己は決めていた作戦があった。逃げでも差しでもない、“勝つための先行策”。対するウオッカの鞍上・四位洋文もまた、いつもより前へ。両雄は、互いを射程圏に入れたまま最後の直線へ向かう。そして直線で運命が動く。背後から迫るウオッカ。だが安藤勝己はわずかに外へ誘導。その一瞬の駆け引きで、ウオッカの進路はわずかにブレる。直線。並びかける怪物。しかし、もう一度だけ外へ。ほんの数十センチでウオッカは再び揺らいだ。その“わずか”が勝敗を分けた。ダイワスカーレットはセーフティリードを確保。迫り来るウオッカを完封し、堂々と桜の頂点を掴み取った。これはただの勝利じゃない。一瞬の判断、極限の駆け引き、そして覚悟。すべてが噛み合った“神騎乗”。その後、ダイワスカーレット
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